INSIGHT225

個別株式と日経平均株価の予想

日経225損益分岐価格の算定方法について(取引参加者別)

日経平均先物については、3か月ごとのメジャーSQ(特別清算)に向けて、思惑的な動きになることがあります。

この大きな要因として、取引参加者のポジション調整によるものが考えられます。

波乱のSQなどとよく言われるのはこのあたりが影響しているのでしょう。

 

これらの大口の取引参加者の動向を把握するために便利なのがJPX(日本取引所グループ)のWebサイトです。

情報の開示がとても進んでいて、一日ごとの売買動向や、毎週の上位20者(社)までの残高も公表されます。

しかしながら、この情報のみでは、ロールオーバーの影響もわからないですし、どの価格の建玉なのかもわかりません。

 

そのようなことから、個人的に、価格帯別に分離して集計したものとして加工し、参考にしています。

おそらく、これらを少しでも把握しておくことは、無駄ではないと思われますので、当ブログで公開することにしました。

 

  

【使用している情報】

  • JPX(日本取引所グループ)の開示情報

  マーケット情報の取引参加者別取引高(手口上位一覧)

  • 日足の4本値(始値、高値、安値、終値)

これらの参考情報として、1週間ごとに公表される取引参加者別建玉残高一覧

 

【算定手法】

  • 日別の取引参加者ごとの売買動向から売り買い超過分を算出。
  • 日あたりの値幅に対して、刻み値(現在50円)を設定し、上記取引高を配分。
  • 想定した刻み値あたりの残高に対して加重平均を算出することにより、バランスする価格を算出(あくまでも想定値)

なお、日足に対する価格帯ごとの取引高の重みづけですが、均一ではなく、一分足を参考に、始値、高値、安値、終値付近を適宜、調整しています。

表の凡例は以下の通りです

 バランス:プラマイゼロとなる想定価格帯

 ポジション:売り越し、買い超しの状況

 想定保持数:保有する建玉の規模(差引分)

参加者 バランス ポジション 想定保持数単位
○○証券 23000 100単位

例えば、上記の場合、

○○証券はSQ値が23000円であれば、±ゼロが想定される。

買い越しのポジションなので、23000以上となればプラスとなる。

プラスとなる決済額は建玉が100以上の単位の規模となる事が想定される。

 

【注意点】

  • 取引参加者別取引高(手口上位一覧)立ち合い取引分のみです。(J-NET取引は考慮していません)
  • オプション等は全く考慮していません。通常はリスクヘッジを掛けた合成ポジションにしていることは当然考慮すべきです。
  • 特に大口でない取引参加者等は含まれていない場合もあります。
  • あくまでも個人的な参考値なので、受け取り方は自己責任でお願いします。

 

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