INSIGHT225

株式運用と日経平均先物の活用

2018年の日経平均株価とダウの相関

日経平均株価と為替やダウ工業平均株価の相関がかなり高いことは、誰でも知っていることですが、実際にどのくらいの相関があるのでしょうか?

2018年初頭からの推移を見て見ましょう。

 

為替(ドル円)と日経平均株価

まず、ドル円と日経のここ1年の推移を示します。

青い線がドル円。

日経はオレンジ色の線です。

日経のドル円との相関は強く、為替はしっかりと見ておく必要がありますよね。

まあ、誰でも知っていることですが。

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この上のグラフのドル円を少しずらしてレンジを調整します。

 

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かなりの変動がありますが、1月から9月ごろまで、ドル円の推移と合致します。(6月末の頃に開きが出ているのは、決算要因や権利落ちだと思われます)

その一方で、ドル建てベースの日経平均(黄色の線)は、あまり変動していない事も見受けられます。少なくとも、年初から9月までの間、海外勢は日経は比較的安定した推移をしていると見ていたようです。

この10月は大きく乖離が生じましたが、過去の動きと比較しても、これも次第に戻っていくものと思われます。

円高に振れるのか?

日経平均株価が回復するのか?

それとも、両者歩み寄るのか?

いずれにしても各々の方向性は収斂する方向に進むと考えられそうです。

 

ダウ工業平均と日経平均株価

ダウと日経の相関を以下に示します。

こちらも同じように変動しています。

まあ、当然ですね。

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ただし、よく見ると振動率が異なります。

以下は日経÷ダウとした比率の推移(赤い線)を示しています。

6月ぐらいから少し低下傾向にあります。

同じように上がっていても、乖離が出てきているということです。

ただし、5%ぐらいは数日で埋まるので、変動が激しいとも言えます。

 

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ちなみに、これから一年前の2016後半から2017後半の日経/ダウは、おおむね0.8~0.85のあたりを推移していました。

それと比べれば、今年の前半の日経平均株価はダウよりも上昇率が高かったのかもしれません。日経平均株価はダウ以上に上げている水準であり、本来はダウが25000なら、日経は21500くらいが適正とも言えるかもしれません。

その一方で、このまま日経とダウの乖離が再度、広がっていくとも考えにくい。

このあたりのとらえ方がとても難しい。

 

好調なダウの決算を考慮して、ダウが上がると考えるのならば、日経も同じく上がっていくのではと思われますが、統計上は日経平均株価が単独での急上昇はないと考えています。

 

ただし、今週はアメリカの中間選挙もあります、その結果を見て動いた方が無難ですね。

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