INSIGHT225

株式運用と日経平均先物の活用

【気になる株】農業は人。人材不足の解消はICTとIoT

農業へのICTとIoTの活用はこれから、必ず発展する分野である。

今のところはまだ市場がざわつくほどの技術革新も需要もないが、少子高齢化による人手不足とそれ以上に深刻な課題も出てきているから、少しは前倒しになりそうだ。

ポイントはこの2つ。

・人口減少

・食料自給率

・気象変動

 

少子高齢化を伴う人口減少社会の到来により、農業の担い手の減少もさることながら、食料自給率の向上は従来からの課題であり、休閑農地を有効活用していくことも今後は真面目に考えていかなければならない。


さらに、気象変動も重要なキーワードに格上げされる。
農業と気象変動と言えば、台風や豪雨等の災害対応ばかりが目についていたが、これからは変動する気候への適応策にも積極的に取り組んでいかなければならない。これまでの農作の基礎条件であった天候自体が変わりつつあるためだ。

ゆえに、重要なのは日頃の品質管理である。
特に、温度や日照の管理はとても重要だ。
日照はその時間だけでなく、その強度も大きな影響を及ぼす。
雨天や曇りの日が例年と比較して大きく変動したり、そもそも、エルニーニョ現象やラニーニャ現象の影響で、毎年大きく変わるようになるかもしれない。
さらに、温度が例年に比べて高い等の降雨量も問題である。
多雨は適切に管理しなければ根腐れを及ぼすし、少雨時の灌水管理も重要である。
少ない水で、以下に配るかが重要である。

もた、その天候の傾向が顕著に変わってきて、収穫量や質に大きな影響が表れ始める前に、品種の変更なども考慮して検討する必要があると思われる。
余談になるかもしれないが、世界に散らばる著名なワインの産地、それらの共通点の一つとして、気候が安定していることもある。土壌のミネラル分がどうのと言う話もあるが、それを供給しているのは、雨であり、山から涵養された地下水である。これで、安定した品質を供給できたのだ。

 

日本の場合は細い島国であるから、大気の循環の影響を受けやすく、全土的に明らかに気候が不安定になるので、これらの管理にICTを積極的に取り入れて、リスクを排除していくことは重要である。

 

また、これまで経験的な知見に頼ってきた農業生産を明文化した知見に変えていくことにより、経験が少なくとも農業が仕事になるようになる。


しっかりと管理していくことにより高付加価値な農産物が生産できる。


需給管理を徹底した流通管理により、作り余り等の無駄の排除できる。

安価に提供⇒薄利多売⇒増収という図式が成り立つ。消費者が日常的に必要とする生鮮食品は厚利少売には向かないからだ。

 

日常の生育管理や播種などではドローンの活用がこれから一般的になるであろう。
アメリカのようにセスナでやるほどの規模は日本にはないが、大型ドローンならば十分に働く余地がある。
防水、防汚性や、飛来する鳥等への防鳥性なども考慮した耐久性、運搬能力と平易な操作性がカギになるであろう。


今のところ、NECぐらいしか、これらの各種ソリューションを提供しているところはないし、農業部門の比率も低い。


もっと特化したところが面白い。
農業ITベンチャーを探すとお宝になるかもしれない。

株式ほどの調達規模を必要としない起業もありそうだから、クラウドファンディングにも注目したい。